アルバニアも6日目になり、全力で廻っていたので、少し疲れてきました。
今日はがっつり朝食を堪能し、少し遅めベラトを出て、ティラナに向かいます。
ベラトのホテル「Rezidenca Desaret」の朝食がすごかった
私は普段、朝食は食べないのですが、昨日の夕食が少し早かった上に、ここの朝食は美味しいと聞いていたので、今日は食べることにしました。
結論から言うと、非常に良かったです。
シンプルにコーンフレーク。
卵料理は希望に合わせてお好みで。私はスクランブルエッグにしました。
他にも、オレンジジュース、紅茶、果物、ヨーグルトと色々出てきます。
私が何より感動したのは、3枚目の写真真ん中左辺りにある、瓶詰のヨーグルト。これは、このホテルのホームメイドだそうで、ベリーのほんのり甘みと酸味が、濃厚なホームメイドヨーグルトと良く合い、おかわりしたくなるくらい美味しかったです。
実際は、この時点ですでにお腹パンパンだったので、おかわりはしませんでしたが。
このホテルは、朝食の充実具合に加え、部屋の清潔さ、綺麗さ、快適さもさることながら、バルコニーからの眺め↓も素晴らしかったです。お値段も非常にお手頃でしたので、ベラトでの滞在先としておススメしておきます。
ティラナへミニバスで
今日は少しのんびり目にティラナへ向かいます。
10:30頃、ホテルをチェックアウト。なお、ここもレセプションには誰もいませんでした。
アルバニアではレセプションに誰もいないことを想定し、少しチェックアウトに時間の余裕を見ておいた方が良いかも知れません笑。
ベラトの市内バスを昨日と逆方向に乗って、バスターミナルに向かいます。
バスを降りると、目の前に「ティラナ!」と怒鳴っているおじさんがいますので、その人に声をかけて荷物を載せてもらいます。
なお、アルバニア語のティラナは「ティラン」と聞こえます。
余談ですが、ベラトのバスターミナルは今回の旅行中で一番「らしい」バスターミナルでした。
バス会社のカウンターとファストフード店が入った、屋根付きの建物があり、中にはトイレまでありました。トイレがあるバスターミナルは、アルバニアでは他では見なかったので、機能的にはここが一番進んでいます。
車の並び方も一番整然↓としています。なお、左端の「TIRANE」と表示の出ている車が、私が今回乗ったミニバスです。
ティラナまでは約2時間半程度、料金は400 Lekでした。
ベラトからのルートは、ベラト→ドゥラス→ティラナです。途中の都市もお客さんの要望に応じて、何か所かで停まります。ドゥラス周辺で降りたり乗ったりする人が結構多く、私の乗っていたバスは、工場に届け物をするなど、小刻みに停まっていましたので、それがなければ、もう少し早く着くかも知れません。途中から、席が足りず、社内に立っている人が何人かいましたが、結構飛ばすので、何時間も立ったままなのは、安全の観点から結構ドキドキします。
また、ティラナ市街に入ってからは少し渋滞していました。
ティラナ市内を歩くも、正直あんまり見るものない
ティラナにはバス停が複数ありますが、アルバニア南方から来るバスは全て初日と同じバスターミナルに着きます。
ここは、観光の中心地からは西に3 kmほど行ったところにあり、私のホテルへも2kmほどあったのですが、朝を遅くしたおかげで元気だったので、ホテルまで30分歩きました。
歩くのは全く問題ないのですが、スーツケースを引きずっていたので、ちょっと考えた方が良かったかも知れません。4月ですが、汗ばむ陽気でした。
ホテルに荷物を預け、外に繰り出しますが、実は、ティラナではあまり目的にしていたものはありません。
というわけで、ブラブラ街歩きです。
まず、観光の中心、スカンデルベグ広場へ。
ここの見どころは国立歴史博物館です。アルバニアの歴史とそれにまつわる発掘品を分かり易く展示しているのですが、メジャーな国の洗練された博物館に比べると、物足りない感があるのは否めません。
スカンデルベグ広場にあるスカンデルベグ像↓。スカンデルベグは15世紀の人で、オスマン朝支配下にあったアルバニアが、スカンデルベグの活躍で、一時的とはいえ37年間の独立を維持した時代があり、アルバニアでは民族的英雄としてたたえられていると言います。
確かに、スカンデルベグの名前はあちこちで見ますが、鎖国時代の統制もあって、実はそれほど愛国的な味方をしている人は少ないのではないかという印象を個人的には持ちました。もちろん、スカンデルベグの歴史上の意味から言って、嫌っているというわけではないのですが、あまり関心がない人が多いように感じます。ティラナ周辺以外ではこれほど名前も見ず、押しも強くないので、幾分、政治的な意図が込められているのではないかと推察します。
スカンデルベグ広場近くに立つモスク「ジャミーア・エトヘム・ベウト」↓。行きたかったのですが、なんと工事中で中に入れませんでした。
宗教を禁止した社会主義時代にも、内部のフレスコ画の芸術性の高さから、破壊を免れたと言われるモスクです。
正直、ティラナはあまり見るものがないと感じました。まぁ、様々な国で、首都は博物館の充実度はすごいけど、実際の見どころは地方の方が充実しているということも多いので、政治・経済・交通の要所になってしまうと、そういうことなのかも知れません。
夕食はアルバニア風ホルモン料理を
夕食は「Oda」という、まるで日本人名のような店に行ってみることにしました。着いたのが18:30頃と少し早めだったのと、一人だったので予約なしでも入れましたが、店は既に結構な数の客で賑わっており、私の後に来た予約のない客は、何人か断られていました。ここに来るなら予約をした方が確実だと思います。
ここはアルバニア料理の店ですが、中でもホルモン料理が有名なんだそうです。食べてみたいと言ったら、「本当に癖があるよ。人によっては嫌いだよ」とお姉さんに何度も念押しされました。でも、日本でも焼肉のホルモンは好きなので、少なくとも食べられないことはないと思います。
で、出てきたのがこちら↓。味は他の店でも感じた通り、味が濃く塩辛いです。美味しいのですが、さすがにこれだけ食べ続けるのは無理でした。
やっぱり一人旅だと、食事は最大の弱点です。
私が半分くらい残すと、お店のお姉さんには「だから言ったじゃん」と嫌な顔をされましたが、「美味しかったんだけど食べきれない」で逃げました。
お店外観はこちら↓。料理だけでなく、内装もアルバニアローカル感を感じさせる造りになっています。
そのまま散歩しながらホテルに戻りましたが、灯りが若干暗いことを除けば、治安に対して不安に感じさせるものは何もありませんでした。それほど遅い時間ではありませんでしたが、夜、女性一人でも歩ける治安の良さはあります。
ティラナにそれほど見るものもないので、明日は英雄スカンデルベグゆかりのクルヤに日帰り旅行します。
※実際の旅行日は2018/4/14(土)です。記載した内容は、特に断りがない限り、全て旅行日の見聞に基づきます。





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