みなさんはアルバニアと聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか?
私の周りでは、「イメージ以前に、そもそもどこ?」と聞いてくる人が多かったです笑。
そんな、日本人の99%は恐らく今のところは一生行かないであろうアルバニアについて、2018年4月に行ってきました!
アルバニアってこんな国
アルバニアの首都はティラナと言います。私は旅行を計画するまで首都さえ知りませんでした。
約30年前まで社会主義国家で、ホジャによる独裁政権時代は鎖国しており、市場開放されたのは近年なのでヨーロッパ最後の秘境と言われているそうです。
スタバもマックもありませんでした。KFCはティラナで見つけましたが。KFCはホントどこにでもあります。
オスマン帝国支配が長かった歴史から、イスラム教徒が多いそうですが、社会主義時代に宗教が禁止されていたせいか、現在も7割の人が特定の宗教を持たない(もしくは公言しない)そうです。
私の印象としては、特に首都以外では、外国人に慣れていないためか、外国人だからと寄ってくるような人はいません。
でも、こちらから聞くと適度な距離感で感じ良く答えてくれる人が多いです。
治安は大変良いのでご心配なく。物価も安いです。ただし、英語はあまり通じません。

アルバニアの通信は安い!速い!
そんな国ですが、スマホのLTEは超ハイスピードで入りました。首都だけでなく、ブトリントの鬱蒼とした遺跡の森の中や、移動中に通った舗装されてない山道でもLTEは常に入っていました。

ブトリントの遺跡周辺。こんな何もないところでもLTEが超高速で入る
町中にも観光地周辺のカフェなどではFree Wifiはかなり見かけたのですが、アルバニアを旅行される際は、現地のプリペイドSIMを手配されることをお勧めします。
私はVodafone Albaniaの4G対応6GBまで1カ月有効で1100円というかなり大容量タイプを購入しましたが、1週間くらいの旅行なら4G対応1GBで400円で十分かと思います(2018年4月時点)
他にALBtelecomというアルバニアの電話会社が空港ではSIMを販売していました。こちらは見なかったので正確には分からないのですが、聞いた話では3Gのカバー範囲の方がまだ広いようです。
現地で知り合った人の話によると、アルバニアではまだ3Gの端末を使っている人が多く、4Gはそこまで一般的でない、と本人も3Gの端末をいじりながら教えてくれました。
なので、私が速いと感じたのは、単に今は4Gの帯域が空いているだけで、これから使う人が増えると変わっていくのかも知れません。
主な移動手段は乗り合いミニバス
通信は進んでますが、物理的な移動手段は20人乗りくらいのミニバスが主流です。何しろ、飛行機の国内線がない、列車もない、というわけで、必然的に車以外の手段はありません。
ミニバスはどれもある程度人数が集まったら出発するシステムです。おかげで時間が全く読めないので
どうしても行き当たりばったりの旅になります。
これは他では出来ないなかなか楽しい経験です。
行きたい方面のバスが出るバス乗り場で、行先を大声で怒鳴ってる運転手のおじさんたちに声をかけ、自分が行きたい方面行きのバスであることが分かれば、そのバスに乗り込みます。大きな荷物はトランクに入れてくれます。
料金はアシスタントがいる場合は出発してから中で、そうでない場合は降車時に運転手に払います。
待ち時間が長い場合はバスの外に出ていても大丈夫ですが、前述の通り、いつ出発するか分からないので、トイレなどでバスから目につかないところに離れたい場合は運転手に一言かけて行きましょう。
ただし、英語はまず通じません。まぁでもなんとかなります。
ただしただし、ティラナの一番大きなバス乗り場を含め、多くのバス乗り場には、なんと公衆トイレがありません。

首都ティラナの一番大きなバスターミナル。バスの前方に行先の書かれたプレートが置いてある
アルバニアでは午前中に移動する人が多く、ミニバスも午前中から14時頃までが本数が多いようです。
心配な方は、アルバニア旅行中は午前中を移動時間に充てるようにしましょう。もちろん、ホテルでトイレを済ませた後で。
ご飯はマズイ
旅行と言えば現地の食事が楽しみな方も多いかと思います。
これについてはゴメンナサイ、アルバニアの料理は決して美味しいとは思えなかったです。アルバニアの方、ごめんなさい。
アルバニアの料理は元々、オスマン帝国の影響を受け、イタリアや地中海の料理とも近いものがあるそうです。
世界三大料理の一つトルコ料理と起源を同じくし、ケバブのような中東の辺りを連想する肉料理もあれば、アドリア海に面しているので魚介も豊富、といいことづくめのはずなんですが、、、
なぜか私が滞在中に食べた料理はことごとく味がはっきりしないものが多かったです。基本味が薄かった印象です。
かと思うと、たまに異常に塩気の強いスープや肉が出てきたりして、血圧急上昇しそうになります。

千の窓の町ベラトで食べたアルバニア料理。味付けの濃さはちょうど良かったが、脂が多く、飽きてしまって半分くらいしか食べられなかった
旅行中最初の何日かお腹を壊してほとんど何も食べられなかったので(現地で壊したのではなく、旅行前から壊していたのを持って行った)、その状況で論じるのはフェアではないかも知れません。
最終日にティラナで食べた地中海料理のレストランは美味しかったので、食事については今後に期待です。
まとめ
アルバニア旅行で注意すべき点を、通信、移動手段、食事に絞って簡単に説明してみました。
いかがでしたでしょうか?
機会があれば、私が訪れた都市の様子なども書いてみたいと思います。
なお、私は10日間の旅行中、現地でアジア人には一人も会いませんでした。
世界中どこに行っても日本人か、最近は中国人も見かけることの多い中、アルバニアを旅行する人のレアさが分かって頂けるかと思います。
今時珍しく全く観光ズレしてない国なのでおススメですよ。アルバニアを旅行したことある1%になりましょう!


コメント
[…] アルバニア旅行で注意すべきことみなさんはアルバニアと聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか? 私の周りでは、「イメージ以前に、そもそもどこ?」と聞いてくる人が多かった […]
[…] アルバニア旅行で注意すべきことみなさんはアルバニアと聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか? 私の周りでは、「イメージ以前に、そもそもどこ?」と聞いてくる人が多かった […]
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