バンコクのオフィス<引越手順>

バンコク

昔、バンコクに住んでいた時期がありますが、今日は当時体験したバンコクの常識?を日本と比較してみたいと思います。

工事が終わっていなくてもオープンするタイの高層ビルの怪

私がまだタイに来て間もない頃、先輩と一緒にクライアント訪問をしようとしたときの話です。

 

訪問先のビルは、1か月前にオープンしたばかりの新しいビルで、そのときが初めての訪問でした。
バンコクでも多くのオフィスビルで、中に入るために1階の受付で手続きをしてエレベーター用カードをもらう必要があります。

 

そんな1階の受付にて。

 

私「28階のxxx(クライアント名)に行きたいんですが」
受付「28階まだない」
私「……」

 

お分かり頂けますでしょうか、この状況?

 

「28階まだない」

「まだない」

まだないって!(どういうこと!?)

 

「まだない」ってどういう意味?ただの「ない」だったら28階から上はないってことだよね。でも「まだ」ってどういうこと?あ、こっちの英語が変でちゃんと通じなかったのかな?それともこの受付の人の英語力の問題かな?なんて言ったら分かってもらえるかな?

 

というのが、「……」の間に私の頭を駆け巡った考えでした。

その間に何かに気づいた先輩が私を呼び、おもむろにどこかに電話をし始めました。

 

オチを言ってしまうと、クライアントはそのビルに1か月後に引っ越しを予定していたものの、まだ古いオフィスにいました。
なぜか勇み足で引っ越しの連絡だけはかなり早く頂いていたわけですが。

 

そして、そのビルは33階建てで、下層階から入居してビジネスを始めている会社はたくさんあり、ビルとしてはオープンしていたものの、上層階はまだ全く出来上がってない(外側だけはある状態)で、入居スケジュールに応じて内装や配線・配管工事を行っていた状況です。

全てが完璧に整ってからオープンする日本の高層ビルの怪

私の勝手なイメージですが、日本では工事が完璧に終わってから、多少の時間差はあれど一斉に入居ということが多い気がします。

まして、一部の階が出来てない状態で、オープンすることなど絶対にないでしょう。

 

でも本当は、この例のように、出来たところから順次入居する方が、建てる側にとっても入居する側にとってもメリットが大きいんじゃないかと思ってしまいました。
入る人は早く入れるし、入れる側は早いタイミングから家賃が入るし、工事する側は順番にできるし、誰にも何もデメリットは無いような気がします。

 

もちろん、日本にはバンコクにない地震があって建築法が厳しいとか、引渡前に一斉試運転が必要とか、いろいろ条件があるかも知れません。
また、バンコクでもこのやり方が常に一般的なわけではないのかも知れません(でも、後日、自分自身もオフィスの引っ越しを経験したときも同じやり方でした)。

日本の常識≠タイの常識、でもタイでできることは日本でもできるはず

個人的には、技術的な問題なら、タイで可能なことが日本でも出来ないわけがないと思っています。
今まで慣習的に全部出来てから渡す、というのが当たり前すぎて、誰も疑問に思ってないだけで、実は見直したらできる、なんてことはないんでしょうか。

 

そんなことを思っていました。

 

ちなみに、自分の経験から言うと、このタイ方式には一点問題があります。先に入居したテナントは工事の音に悩まされるという点です。
もちろん、ここはタイでも18時以降開始という具合に日中はさすがに避けられるのですが、18時だとまだ結構働いている人はいますね。

 

ただ、私は工事の音がうるさくて集中できないことを理由に帰っていましたので、やっぱり問題じゃなくて良いことかも知れないです笑。

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