タイは子育てしやすい?

バンコク

タイに限らず東南アジア全般ですが、駐在員の奥様方に話を伺うと、皆さん口をそろえて言うのは「タイの方が子育てしやすい!」ということです。

 

私自身は子供がいないので実感としては分からないのですが、傍から見ていて思うところをいくつか述べて行きます。

 

子供が大好きなタイ人

 

 

私の身近では「タイでなら育てられる気がする!」と3人のお子さんを抱えて奮闘している家庭がたくさんあります。
知る限りでは、9世帯中3世帯が3人の子持ち。
まだまだ増えそうなので、タイの駐在を増やしたら、日本の少子化は解決するんじゃないかという勢いです。

 

なぜ、日本人の多くが、タイの方が子育てしやすいと思うのでしょう?
日本では雇えないメイドさんを雇える、というのも一つの大きな要素かと思います。

 

それ以外にも要因は色々あるかと思いますが、一番大きいのは、

 

「タイ人は子供好きな人が多い」

 

の一言に集約されるかも知れません。本当に子ども好きな人が多いです。そして、子供が大事にされます。

 

電車などで子供を連れていると、当たり前のように席を変わってくれます。
オフィスビルにいる警備員さんが、寄ってきた子供相手に遊んであげてる場面もよく見ます。

 

ファミリー向けのレストランに、友人とその0歳と3歳の子供を連れて行ったときは、店員さんが寄ってたかって相手をしてくれて大人気、子供たちは最後までご機嫌のまま過ごしていました。
その友人曰く、店員さんによっては0歳児を抱っこして連れていってしまい、しばらく経ってから見に行くと、シェフが赤ちゃんを抱っこしながら調理してる、なんてこともあるそうです。
衛生面や誘拐は大丈夫なのか、と別の心配が頭をよぎりましたが、これはまた別の話ということで。

 

会社にたまに社員が子供を連れてきている人もいます。産休中のお母さんが子供を連れてきてることもあります。
学校が終わった子供を迎えに行って、お父さんお母さんの仕事が終わるのを待って一緒に帰る子供がいることもあります。
いずれも社員の誰かが赤ちゃんをあやしていたり、子供の勉強を見てあげていたりとほほえましい光景が広がっています。

 

子供が大事にされるのは宗教観だとか、将来を担う子供を育てるべきなのは当たり前だとか、色々あるかと思いますが、私が周りのタイ人を見ている限りでは、そんなことを考えている人はいない気がします。

 

純粋に「子供が好き」な人が多い。

日本人は子供が好き?

 

 

タイ人の子供好きを10とすると、私の感覚では日本人は2~3くらいの印象です。
もちろん、日本人でも子供好きな方はたくさんいらっしゃいますので、これはあくまで私の主観に基づく一般論としての相対的な印象です。

 

かくいう私も、正直なところ、日本にいたときは子供があまり得意ではありませんでした。
身近にいないので、接し方が分からなかった、という面もあります。
ただ、不思議なことに、タイでは子供を見てもほほえましいなぁ可愛いなぁとかしか思わないのが、日本にいるときだと妙にイライラすることがあります。

 

この感じ方の違いは一体なんなのか。

 

単に日本が狭くてストレスフルな社会で、他人の子供にまで気が回らないのか。
面倒ごとに巻き込まれるのを避けるために、無意識に関わらないようにしているだけなのか。

 

この答えはまだ私の中では出ていません。
でも、この違いの中に、日本の少子化対策の鍵となる一つの答えが隠されてる気がするのです。

 

誰だって、自分の子供を連れているとき、不機嫌にイライラされるより、一緒にあやしたり遊んでくれたりする人々に囲まれている方が子育てしやすいに決まってると思うのです。

 

しかしながら、そんな子育てしやすいはずの国タイ自身が、今、少子高齢化社会にまっしぐらと言われています。
この点の考察は次回にしたいと思います。

 

 

 

 

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