免税店から露店まで!タイでお得にショッピングを楽しむ方法

バンコク

海外旅行の楽しみの一つとして、ショッピングが挙げられるかと思いますが、これも、免税店の仕組みや税金のかかりかたを知っていると、ずっとお得に楽しめるようになります。

 

今日は、タイの税金のかかり方を踏まえた上で、お得にタイでショッピングを楽しむ方法を紹介します。

 

タイのショッピング攻略

 

タイでショッピングを楽しむ際にまず念頭に入れておいて頂きたいことですが、

  • 輸入品は高い
  • 国産品は安い

が挙げられます。

 

「いや、そんなの当たり前でしょ」と思われるかも知れませんが、タイの場合は、前半の「輸入品は高い」が、日本の3倍以上になることもあり、洒落にならないくらい高いです。

 

個別には後ほど見て行きますが、まとめると以下の通りになります。

 

  • 国産品は安い
  • ハイエンドの海外ブランドものはむしろ日本より高い
  • その他の海外ブランドは企業戦略に基づく価格設定による
  • 輸入物の酒が日本よりはるかに高い

 

それぞれ見て行きましょう。

 

国産品は安い

 

国産品の洋服や食べ物、こういったものはなんでも大体安いです。後述しますが、全体的に高い酒についても、SinghaとChangといった、国産のビールだけは非常に安いです。

これは、タイがまだまだ人件費が安いという点もあり、特に不思議な点はないかと思います。

 

ここで言う国産品は海外ブランドのタイ国内工場生産品も含みます。

 

例えば、タイでは輸入車にかけられる関税が200%なので、単純に考えれば日本で作った車をタイに輸入すると現地販売価格は日本の3倍以上(+輸送費などの諸雑費)になるわけですが、トヨタのタイ工場で作られた車は国産品扱いになるので、無関税で販売することができます。

 

グリコのポッキーなどは、日本からの輸入品と現地工場生産品との両方を売っていることがありますが、現地生産品が20 THB程度と格安なのに対し、日本からの輸入品はものによっては100 THBするなど、値段的には高級スイーツに分類される状態です。

 

国産の服やアクセサリーについては、一番安いものはWeekend MarketやPlatinum Shopping Mallなどで買えますが、50 THB(≒170円)からと異常に安かったりします。

 

ただ、こう言ってはなんですが、やはり値段なりの品質で、縫い目があたってチクチクしたり、Tシャツなども数回洗うと穴が開いてきます。

まぁ、170円で数回着れたら十分かと思いますが、そういうものだと思って買う分には全く問題ありません。

 

もう少し品質の良いものは、Central Worldなどのデパートにタイ国産ブランドがいくつか出店しており、日本で言うところのユニクロくらいの感覚で購入することができます。

 

ただし、個人的な感想ですが、ユニクロの品質は、あの値段で実現するには驚異の品質で、さすがにあのレベルには達していません。

なお、ユニクロはタイにも複数店出店しており、ランク的には中堅ブランドに位置することを申し添えておきます。

 

他にも、有名なタイのシルクブランドのJim ThompsonアロマのHARNNやTHANNなどは、当然日本で買うより安く買えます。

 

海外輸入物ものは高い

 

 

一方で、上でも少し触れましたが、海外から輸入される品物に対しては、高い関税がかけられるため、非常に高価格です。

これは、タイ政府が自国産業を守るために設定しているためで、当分解消されることはないでしょう。

 

代表的な関税率を挙げると、衣類100%、化粧品50%、アルコール60%、菓子類60%などです。

 

実際の適用税率は、各国と結んでいる租税条約や品目によって細かく異なりますので、個別に知りたい方は、タイ政府が公開している税率一覧で確認ください。

http://igtf.customs.go.th/igtf/en/main_frame.jsp

 

実際の販売価格は、関税に加えて輸送量などの諸雑費を含めて、ブランドごとに戦略的に設定されるタイでの販売価格になるため、例えば、単純にフランスのブランドの衣料品ならパリの2倍の価格、ということになるわけではありません。

 

が、日本の関税率(衣類11.2~16%、化粧品0~9.3%、アルコール0~35%、菓子類10~35%)と比較しても、決して極端に安いということはなさそうだ、ということはお分かりいただけるのではないでしょうか。

実行関税率表(2014年4月版) : 税関 Japan Customs

 

また、タイでは高価な輸入物を買えるのは富裕層だけに限られるという実態があります。タイには数年前まで相続税がなかったため、貧富の差が解消されず、タイの金持ちは平均的な日本人よりよっぽど金持ちです。

 

そんな値段を聞く必要のない人たちに向けた価格設定になるため、特にハイエンドブランドは、日本と比べても全く容赦のない価格設定になっています。

 

「旅行者は免税にしてもらえばいいじゃん」という人もいるかと思いますが、普通の店でやってくれるのはTax Freeまでで、消費税(7%)分しか還付されないので、メリットは小さいと言えます。

Tax FreeとDuty Freeの違いについては、後述します。

 

いずれにせよ、バンコクでハイエンドブランドを買うメリットは無いと言って良いでしょう。

 

例外的な戦略的価格設定を取る中堅海外ブランド

 

 

ハイエンドブランドについては日本の方が安いのですが、もう少し個々の消費価格帯の低い中堅ブランドになると、恐らく戦略的に日本より安い価格に設定していることもあります。

 

私が今のところ気づいたのは、コスメのブランドだけですが、代表的なところではメイベリンとロレアルが挙げられます。

 

日本ではプチプラコスメの代表格のようなこの2社ですが、例えば、ロレアルのリップ、カラーリッシュ ルルージュは、日本での販売価格設定は2000円ですが、タイでは379THB(≒1,300円)でした。しかも、タイのスーパーTop’s Marketに出ていたコーナーでは、299 THB (≒1,008円)になっていました。

ロレアルのオンラインショップでの販売価格は9.99 USD(≒1,100円)なので、むしろタイの方が安い状況です。

 

タイではコスメは安いものならまた50THBとかから買えたりするわけですが、普段そんなコスメを使って普通の会社に勤めているお嬢さんでも、ちょっと贅沢したら買える価格帯にしているのでしょう。

 

ちなみに、2017年時点のタイの平均給与は約27,000 THB/月(≒91,000円)です。

所得税率等を一切無視して考えると、月20万円のお給料をもらっている日本人が、2,800円のリップを買うような感覚です。

という比較をすると、日本との価格比較をするとちょっと高い感じがします。Top’s Marketの割引後の価格なら適正という感じでしょうか。

 

なお、中堅ブランドというと服やカバンのブランドでもいくつか浮かんでくるかと思いますが、こういった商品一つ辺りの単価の高いブランドは全体的に日本より高くなっています。

まぁ、いかに中堅ブランドとは言え、一つが平均月給と同じような価格のバッグを買える人となると、やはり、金持ちに限られるので、コスメのような価格設定は出来ないということでしょう。

 

商品一つ辺りの単価が安い薄利多売モデルでは、「多売」のためにより多くの人のアプローチすべく、少し手を伸ばせば手が届く価格設定にしていると思われます。

 

輸入物の酒は高い

 

 

タイは輸入物の酒が高く、感覚値では日本の3~5倍程度で売っているように見えます。

 

前述の通り、タイの酒の関税は60%なのですが、これ以外に酒税(7~1000 THB/リットル、原料とアルコール度数に応じて設定されている)卸売価格課税4~48%などなどの諸税が加わり、ものすごく雑な計算をすると、例えば、フランスから輸入されたワインの税率は300%相当程度になります。

 

日本の場合は、日本・タイ経済連携協定により、関税の60%はかかっていないはず。にも拘わらず、現地での日本酒の販売価格は日本の3倍程度になります。

 

元々タイは仏教の祝祭日によっては禁酒日があるなど、アルコールはそれほど推奨されていません。

飲酒運転が問題視されることも増えてきていますし、高齢化がすすむタイの中で重要な財源であるアルコール関連の税金が減らされることもないでしょう。

 

「タイは輸入酒は高い」これは真理です。

 

免税店にある酒もあまりよい状態で保管されていませんので、タイでのアルコールの購入は、SinghaとChang、メコンウィスキー以外は勧めません。

 

なお、メコンウィスキーは実際にはウィスキーではなく米焼酎です。ひっかけ問題として頻出ですので、これだけは覚えて帰ってください。

 

免税の仕組み Tax FreeとDuty Freeの違い

 

 

ハイエンドブランドのところでも少し触れましたが、免税には2種類あります。Tax FreeとDuty Freeです。

 

この違いは簡単に言うと以下の通りになります。

 

  • Tax Freeは免税対象が消費税のみ。街中にある免税店はほとんどがこちら。
  • Duty Freeは関税・消費税・たばこ税・酒税などの全ての税金が免税対象。通常、空港か空港で商品を受け取ることを前提とした街中の専門免税店にしかない。

 

バンコクにもLotte Duty FreeなどのDuty Freeの免税店が街中にありますので、こちらで購入する場合は消費税以外の税金全てが免税対象になります。ここで購入した場合は、当然受け取りは空港のカウンターになります。

 

一方、街中の他の店で手配してくれる免税は全てTax Free。タイの場合は消費税は7%(2018年12月現在)なので、よほど大きな買い物をしない限りはそれほどうれしい金額にはならないでしょう。

Tax Freeでもうれしいのはやはり消費税が高い(20%前後)ヨーロッパでしょうか。

 

空港の免税店にあることが分かっているような物を買う場合は、空港で買った方が良いでしょう。

 

免税店から露店まで!タイで賢くショッピングを楽しむ方法 まとめ

 

というわけで、タイでショッピングを楽しむ方法をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

 

税率を調べれば他の国に旅行に行く際も応用できる考え方だと思います。

この記事を参考に、賢くお得にショッピングを楽しまれてくださいね。

 

 

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