ブルネイ3日目(1)の続きです。午後は7ッ星ホテルでまったりする予定です。
意図せず昼のニューモスクが見れた
昼食の後は、1:30発でホテルから7ッ星ホテルに送ってもらう手配をしていたので、ホテルに戻ります。
途中、Kianggeh Marketに友達が興味を示したので、脱線して寄ってみましたが、前日、テンブロン地区で見た市場のちょっと大きい版のような市場が広がっていました。
実はここ、1日目の夜にも来たいというので来てみたのですが、市場らしいものは何もなく、駐車場が広がるばかりで「つぶれたんじゃない?」と結論づけていたのですが、昼間はやっているということのようです。Google Mapによると、営業時間は毎日8:00-17:30です。
当然観光客向けのものは何もなく、ちょっとわびしい庶民の台所という感じです。こういう、どローカルの場所を覗くのが好きなのですが、市場にしては全く活気がなく、のんびりしてます。
さて、脱線しましたが、ホテルに戻り、7ッ星ホテル「The Empire Hotel & Country Club」に送ってもらいます。
が、その前に、他のお客さんを拾いに行くというので、良きに計らえ的にお任せしていると、なんと向かった先は前日往復2時間歩いてたどり着いたニューモスクでした。
昨晩のライトアップの元に輝くニューモスクも迫力がありましたが、太陽の下で見るとまた違った趣があり、予定していなかったものが見れて得した気分です。
ここでちょうど観光を終えた観光客4人を拾い、別のところで降ろして、7ッ星ホテルに向かいます。
余談ですが、ここで拾った4人は若い中国人の男女で、これから遅めの昼食ということでしたが、一人の男の人が中華料理が食べたいというのに対し、女性2人は折角だからブルネイのものが食べたいと猛反対し、降りるまでずっと口論していました。どっちも全く折れる気配がなく、車を降りた時点では結論が出ていなかったので、彼らが結局何を食べたのか、私としては、今でも非常に気になっています。
世界に2つしかない7ッ星ホテルの一つ
どうも寄り道が多くてなかなか7ッ星ホテルにたどりつけないのですが、これでやっと7ッ星ホテルに向かいます。
誰がいつから言い出したのか分かりませんが、7ッ星ホテルと呼ばれているホテルは世界に2つあり、一つはドバイの有名なBurj Al Arabで、料金は最低1泊15万円からです。
泊まったことがある人はいなくても、横浜のパンパシをずっと豪華にしたようなこの独特なフォルムは、どこかで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
なお、「7ッ星」というのは、本当にホテルのランクとして設定されているわけではなく、ランクはあくまで5ッ星ですが、自称なのか他薦なのか分かりませんが、「7ッ星」と呼ばれています。

1泊15万円のホテルは、余命半年との宣告でも受けない限り泊まる決心がつきませんが、もう一つの7ッ星ホテルはこのブルネイにあり、こちらは1泊2万円からと手が届くお値段です。
ブルネイの7ッ星ホテルはブルネイ北側の海沿いにあり、これまでいた中心街からは車で30分程度、空港も通り過ぎてさらに北上します。
これ、地図を拡大すると分かるのですが、ホテルの周りはゴルフ場以外は何もありません。というわけで、必然的にホテルの中で全てが完結するようになっています。
メインロビーでチェックインを済ませると、バギーに乗って部屋のあるビルまで向かいます。
私たちが泊まったのは、Lagoon Buildingにある一番安いランクの部屋で、部屋から直接海を見ることはできませんが、広さは十分すぎるくらい快適で、天井も高く、ベランダからの眺めも十分リゾート気分を味わえました。
これ↓が7ッ星ホテルで一番安い一泊2万円の部屋です。十分です。
ホテル全体像は地図で見るとこんな感じ↓
Atrium Building↓は全室オーシャンビューで、目の前には巨大なプールもあり、私が泊まったところに比べると、お値段はかなり高いようです。
他にも、各所にスイートルームあり、Villasに至っては全て2階建ての戸建てです。お値段は見るだけ無駄なので見ていません。
Villasエリアはハイソな住宅街のよう↓
関係ないですが、私はこのVillasエリアで、おそらくブヨだと思うのですが、めちゃくちゃ虫にさされ、額の真ん中もさされて真っ赤に腫れ、このあとずっと第3の目が開いているかのような状態になりました。第3の目でなにか普段は見えないものでも見えたら良かったんですが。。。
ホテル内には、大小様々な7つのプール、ゴルフ場、映画館、結婚式場、4つのレストラン、3つのカフェ・軽食があり、また、宿泊客向けに毎日異なるタイプの無料のアクティビティが用意されていて、飽きない工夫がされています。
それとは別に依頼すると、バギーで15分くらいでホテル内をぐるっと回って案内してくれるサービスもありますので、まずは、それでホテル内の位置関係を把握するのも良いと思います。
ぼーっと海を眺めるのも良いです。その場合は虫に気を付けましょう。
唯一残念だったのは、レストランの料理。ホテル内には、イタリアン、アジア料理ブッフェ、日本食、中華の4つのレストランがあり、我々はイタリアンを選びました。落ち着いたサービスを受けられて良かったのですが、肝心のメインの味がイマイチ。。。アーリオオーリオを頼んだと思ったのですが、なんだかよく分からない、味のはっきりしないパスタが出てきました。友達に至っては、クアトロフォルマッジョのピザを頼んだのですが、4種類のサラミやソーセージがのったピザが出てきました。「フォルマッジョ」ってチーズのことだと思ったんですけど、、、
パンは温められてふきんに入った状態で出てくるし、前菜のスープや食後のカプチーノなども味は悪くなかったのですが、とにかくメインが大減点です。
ホテルのイメージと料理の値段を考えると、これはもうちょっと頑張って欲しいです。
食後は敷地内を少し散歩して部屋に戻りました。
食事の問題はありつつ、このホテルは豪華さといい、のんびりできるところといい、ちょっとした非日常感が味わえるところといい、ハネムーン向きだと思います。ハネムーン行ったことないけど。
翌朝は私と友達は帰る国が違うのでフライトも違い、バラバラに部屋を出ました。
ホテルから空港への送迎は事前にお願いしておく必要があります。片道35 BNDでした。正直高いと思いましたが、ブルネイにはタクシーがほぼないに等しいので、これは頼む以外に他に方法がありません。
というわけで、私のブルネイ旅行はこれで終わりです。
丸2日でほぼ見たいと思っていたものは見れたし、何か見逃したという感覚もないので、丸2日あればほぼ十分かなとは思いました。
あとやってみたいとしたら、熱帯雨林の中に宿泊するか、7ッ星ホテルにさらに何日か泊まって堪能するかくらいはしてみたいかも知れません。というリストは加えておきます。
※実際の旅行日は2018/7/29(日)です。記載した内容は、特に断りがない限り、全て旅行日の見聞に基づきます。
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