【懐かし漫画の最終回!】ぴーひょろ一家(姫木薫理)

マンガ

いきなりですが、タイトルに偽りありです。この漫画は2018年12月現在、完結していません。

 

1986年の連載開始から30年以上経ってまだ完結していないということで、もはや、「結末が気になるけど生きてる間に完結する気がしない漫画」に入れた方が良いような気もしますが、「あの人は今」的企画として話を進めて行きます。

 

小学・中学の頃、これと「アリーズ」「魔天道ソナタ」「妖精国の騎士」などが楽しみで、友達と代わりばんこに「プリンセス」を買ってました(子供のお小遣いに月刊誌は高かった)。

 

完結していませんが、そんな漫画が今どうなっているかを見ていきたいと思います。

 

以下、ネタバレ、結末を含みますのでご注意ください。

 

「ぴーひょろ一家」あらすじ

ちょっと訳ありの、篠原家の4兄弟は現世守護神としての不思議な力を持っており、裏家業で「浄霊」をしていた。ある時、新設の中学校より「浄霊」を頼まれた強太とQ太は下見に行ったその学校で死霊に取り付かれた生徒を救うことに!果たしてこの学校を取り巻く怨霊の正体とは・・・。

(Amazon作品紹介より)

 

いやぁ、懐かしいです。

 

内容は、最初のうちはAmazon紹介の通り、1~数話完結で何かにとりついた霊を除霊するにあたって、それに付随してくる事件を一緒に解決してまわるミステリー調でしたが、話が進むにつれて、主人公4人の前世に話が及び、前世の世界と絡んで何か陰謀ちっくなことが巡らされているようなことが示されます。

 

その陰謀の一環として、強太を九州に呼び寄せたところあたりで、私は記憶がありません。この辺で「プリンセス」本誌で読むのを止めたようです。

 

物語は、その後、前世の主要キャラが総出で「おまえたちの前世は~」的な話になるので、これも結構盛り上がっているところで読まなくなったようです。

 

「ぴーひょろ一家」その後の展開

 

最初に「プリンセス」に連載されていた9巻分の最後は、打ち切り的終わり方をしています。と思っていたら、やっぱり打ち切られたようです。

 

大雑把にストーリーを説明すると、「主人公4人のうち、長女きばっ太姉ちゃんは、世界を治めるべく選ばれたアヴァロキティ・エマで、残りの3人はエマを守るべく遣わされていた。エマの反対勢力で理想郷のかつての帝王が急に復活しそうになり、かませ犬っぽい中ボスがエマ達を倒しに来るが、記憶の戻った3人にワンパンで浄霊されてしまう。エマは未来の南無観世音として大霊界に戻ることになり、3人は復活しそうな理想郷の帝王を倒しにいく」という、典型的な「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドを迎えています。

 

今読むとストーリー自体にも色々言いたいことがありますが、子供の頃夢中になっていた作品が9巻経って、あまりに文法通りな打ち切りラストを迎えていたのを大人になって知る、というのはなかなか悲しいものがあります。

 

それはともかく、この作品はその後、なんと「新・ぴーひょろ一家」として復活を遂げています。

絵柄も激変しており、オリジナルがやはり昔の少女漫画という印象がぬぐえないのに対し、「新・ぴーひょろ一家」以降は、比較的新しめな絵柄になっています。

 

話自体は多少掘り下げられてはいるもののあまり進んでいませんが、前世の話は少し進んでいます。

 

「元々、理想郷と大霊界は独立しつつも友好関係を結んでいたにも関わらず、理想郷が大霊界侵略を画策した。大霊界の跡を継ぐエマを守って3兄弟は理想郷との闘いに突入するが、理想郷の支配者リージャ・ガリューシャは強太の親友であり、Q太の実の兄であり、エマの恋人でもあった」

 

強太がリージャと一騎打ちをしたらしいことや、この戦いが原因で4人が現世に転生させられたことなど語られますが、細かい設定はまだまだありそうです。

 

また、オリジナルでもちょっとだけあった、Q太から強太へのBL的素養は、「新・ぴーひょろ一家」以降はかなり色濃く出ています。

 

そんな感じで、「新・ぴーひょろ一家」の後は「ぴーひょろ一家 前世編 魂と光の向こう」「ぴーひょろ一家 20xx」が出ており、前世の話は少しずつ語られていますが、まだまだ続きそうな状態で放置されています。

 

最後の「ぴーひょろ一家 20xx」が2002年にいったん終わっており、その後は16年間何の動きもないので、これも完結しない漫画のうちの一つになりそうです。

 

「ぴーひょろ一家」その他のみどころ

 

「ぴーひょろ」の名前の由来

 

作者の姫木薫理が、昔「パーマン」が大好きで、それに出てきたスミレちゃんのセリフに「ぴーひょろ」と言う言葉があり、その印象がずっと強く残っていてそれをタイトルに使った、という話を、昔、OVAが作られたときの強太役の声優矢尾一樹の質問に答える形で答えていたのを覚えています。

 

姫木薫理のスミレちゃん愛に矢尾一樹が若干引いてたような記載があったのが、なぜか印象が強く覚えています。

 

実際には「ぴーひょろ」と言ったのかどうかは定かではなく、そういうように聞こえたということらしいですが、由来としてはそういうことらしいです。

 

というわけで、「ぴーひょろ」という言葉はない、意味もない、ということになりそうです。

 

続編はだいぶ絵が変わっている

 

「新・ぴーひょろ一家」ですが、前述の通り、絵が相当変わっていますオリジナルの絵柄は今見るとやっぱり古さは否めませんが、「新・ぴーひょろ一家」以降は今見てもそれほど遜色はありません。ただ、オリジナルに比べるとキャラから受ける印象も変わっているので、原理主義派には受けが悪いかも知れません。

 

姫木薫理は「プリンセス」の漫画家の中では、比較的センスのある服装を描ける漫画家だったと思うのですが、その分、今となっては時代を感じさせるものがあり、オリジナルは、特にきばっ太姉ちゃんの髪型(ソバージュ)と服装(肩パット)に荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」と同じ時の流れを感じることができます。

 

当時、前世ものは人気

 

「アリーズ」のときにも書いたのですが、当時、少女漫画では前世ものが人気でした。

 

1986~1994年にかけて連載されていた「ぼくの地球を守って」(通称 ぼくたま)が前世ブームを巻き起こし、「前世が見たい」という遺書を残して自殺した子がいるという噂なのか都市伝説なのか分からない話が広まった時代でもありました。

 

作者は意図して「ぼくたま」に乗っかったわけではないと思いますが、流れ的には非常に良いタイミングで、「プリンセス」に掲載され、人気になったと思われます。

 

あの人は今?

 

作者の姫木薫理が「ぴーひょろ一家」シリーズを描いていたのは2002年までで、その後、このシリーズの新作は発表されていません。

 

最近は名前としては、ハーレクインで名前を見ることがありますが、ハーレクインはいつ描かれたものなのかが分かりにくいので、今も現役で漫画家をやっているのかどうかはよく分かりません

 

本人のWebも用意されていますが、リンク先のブログはすでに存在しておらず、このページ自体も更新は長いことないようです。

 

「ぴーひょろ一家」が無料で読める!

 

懐かしの「ぴーひょろ一家」ですが、Amazonでは最新刊までの全巻がKindle Unlimitedの対象になっています。

 

スキマという漫画サイトでは、ユーザ登録なしで全巻無料で読めて便利です。

私はKindle Unlimitedを契約していないので、何かないかと探していたら、これを見つけました。ユーザ登録しなくて良いのが便利です。

スキマ | 人気漫画が全話無料で読み放題×電子書籍

 

なお、上記の情報はいずれも2018年12月現在です。

 

「ぴーひょろ一家」最終回(ではない)まとめ

 

姫木薫理の「ぴーひょろ一家」いかがでしたでしょうか。

 

特にオリジナルはまさに厨二病らしい内容で、今見ると当時を思い出し頭を掻きむしりたくなりますが、まぁ、これも人に黒歴史ありということです。

 

身悶えしながら、懐かしく読ませて頂きました。

 

コメント

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