【英語独学】シングリッシュよりさらに難しい!?インドなまりを聞き取るには?

語学・英語

昨日のシングリッシュに引き続き、今日も英語のなまりの話をしたいと思います。

 

今日はインドなまりです。

 

私は一時期プロの通訳さんが入っている職場にいたことがありますが、通訳の方が固まることが多かったのが、このインドなまりでした。

これはほとんどの日本人にとって、シングリッシュより遥かに難しいと思われます。

 

私はシンガポールでIT関係の仕事をしていたので、シンガポールの人口比率に比べてインド人比率の高い職場で働いていました。

 

今日は、そんな私の経験から、インドなまりを聞きとるコツをお話しします。

 

インドなまり英語の特徴

 

まずはこちらの動画をご覧ください。インドなまり英語の紹介動画です。

The Indian Accent (Indian English) ✔

探したんですが、インドなまりをおちょくってる動画って、シングリッシュに比べるとあまりないですね。

 

恐らく、シングリッシュに比べると、万人に分かりやすいなまりではなく、ネタにし辛いのではないかと思います。

 

そんなインドなまりの特徴は、一般的には以下のような点が挙げられます。

  1. Rを巻き舌で発声する
  2. 単語を綴り通りに読む
  3. thを「タ行」で発音する
  4. wがvに、fがbになる
  5. 抑揚がない

 

もう少し詳細を見ていきましょう。

 

Rを巻き舌で発声する

 

私がシンガポールで初めて一緒に仕事をした人はインド人で、numberを「ナンバ」と聞こえる音で発音していました。

最初のミーティングで、「『ナンバラ』ってなんだろう???」と固まったのを覚えています。

 

上の動画でもありましたが、garbage(ガーベージ)が「ガベージ」、park (パーク)が「パク」になるなど、Rはとにかく伸ばさず、巻き舌で発声します。

 

このRの発音が聞き慣れないため、日本人はよく固まります。

単語を綴り通りに読む

 

有名なのが、Wednesdayを「ウェドネスデイ」と読む例でしょうか。

 

これは、綴りが頭の中で浮かんでいれば変換できるかも知れませんが、それでも、音からだけ聞いていると面食らうことは間違いありません。

 

thをタ行で発音する

 

これも有名なのは、Thank youが「タンキュー」になる例かと思います。

thの発音が難しく、どうしても「タ」行になるそうです。

 

wがvに、fがbになる

 

waterが「ヴォ―ター」、footが「ブット」になります。

さらにインドなまりが強くなると、waterは「ヴォッタ」と聞こえ、もはや元の単語がなんなのか分からなくなります。

 

抑揚がない

 

早口なのでやかましいイメージがあるインドなまりですが、実は意外と抑揚がありません。聞いているとだんだん眠くなってきます。

 

そのわりに、よくわからないところで音が伸び、それが抑揚の無さと相まって、独特のイントネーションを作り上げます。

 

そもそもインドなまりとは?

 

インドでは一般的にヒンディー語が公用語とされていますが、実際にヒンディー語を話せるのは人口の約3割にすぎないそうです。

 

インドでは州によって公用語が異なり、「公的に認定されている言語(国の公用語ではない)」だけでも22言語、そこに入らない言語も含めると、全土で870語もあると言われています。

 

高等教育を受けたインド人であれば、自州の公用語に加え、ヒンディー語、英語、そして出身地近隣州のいくつかの言語と、4~5言語を話すのが普通です。

 

私が昔、タミールナドゥー州出身の人と、カルナータカ州(バンガロール)出身の人と、プロジェクトをしていたとき、二人はずっと英語で話していました。

最初は私に気を使って英語で話してくれてるのかなぁと思っていましたが、どうもそうではなく、英語が互いにとって、唯一、かつ、一番確実に通じる共通言語ということでした。

 

先に挙げた特徴はインドなまりに比較的共通して言えることですが、母語によってやはり英語のなまり方が異なります。

 

私は一時期、タミールナドゥー州出身の人、バンガロール出身、デリー出身の人に囲まれてプロジェクトを行っていて、その頃は、インド人の英語を聞いただけで、この3つの出身地だけは当てられるくらいに耳が鍛えられていました。

 

個人的な印象では、北部出身の人の方がRの巻き舌はきつくなく、南部の方が巻き舌が強かったです。

また、バンガロール出身の人が一番音が伸びる傾向が強かったように思います。

 

 

インドなまりをヒングリッシュと言うこともあるそうですが、シングリッシュに比べて定着していないのは、偏に全員がヒンディー語をベースにしているわけではない、という事情がありそうです。

 

インドなまり克服法

 

私自身のインドなまりとの関わりは、シンガポールに滞在していた2002~2005年、2012~2013年にかけてになります。

(インドも旅行で何回か行っていますが、期間が短いのでここではカウントしていません)

 

タミールナドゥー州の公用語タミール語がシンガポールの公用語にもなっているくらい、インドでも南部、特にタミールナドゥー州出身の人が、シンガポールには多いです。

 

よって、どうしても、私の経験ではインド南部なまりの方が多いのですが、いずれにせよ、克服法は、一人一人の英語の癖をつかみ、それに慣れるしかないと思います。

 

先ほど州によって異なると言いましたが、本当になまりが全然違うのです。

なので、「この人はどんな癖があるのかな?」くらいの気持ちで料理してやろうと思わないと、面食らうことになります。

 

ただ、自分の中に何人かサンプルが出来れば、「あ、この人はAさんと同じアクセントだな」と分かるようになりますので、そうしたらしめたものです。

私が出身州を当てられるようになっていたのは、この状態ですので、だいたい州が同じであれば、アクセントが同じと思って問題なさそうです。

 

インドなまりが聞き取れるようになるには まとめ

 

正直、インドなまりについては、日本人にとって特効薬はありません。

なまった後の音が日本人には聞き慣れないので、なかなか耳でとらえるのが難しいのです。

シングリッシュはたいていの日本人がうつっても、インドなまりはうつらないという点からも一目瞭然かと思います。

 

ただ、今どき、世界中どこに行っても、インド人がいない場所はありません。

 

インドなまりの英語は、絶対数から言っても、遅かれ早かれ必ず出会います。

そのとき、びっくりしないように、今から鍛えておくと良いと思います。

コメント

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