【英語独学】英語を覚えるのに最強の本が出てた!「英単語の語源図鑑」を紹介

語学・英語

めざせ10000語!ボキャブラリー強化におススメの教材・アプリで私なりの単語の覚え方について触れましたが、英単語を覚えるコツで挙げた「単語のイメージで覚える」について、最適な教材が出ていましたので紹介します。

 

その名も「英単語の語源図鑑」です。

 

英単語も日本語同様、分解して覚えられる

 

英語の話をする前に、日本語の話をします。

我々日本人が、日本語の文章を読むとき、辞書を引く人は稀でしょう。

 

それは単に母国語なので、日常生活で必要な言葉で分からない言葉はほぼ無いというのもありますし、前後の文章が完璧に分かればそこから推測がつくというのもありますが、それ以外にも、初めて見る漢字や日本語の単語でもなんとなく意味の想像がつくということがあるかと思います。

 

漢字に「さんずい」が付いたら水に関係することだろうとか、個別の漢字の意味から単語の意味の推測が付いたりする場合ですね。後者は「残滓(ざんし、意味は”残りかす”)」などが当てはまるかと思います。

 

英語も同じように、日本語の(というより漢字の)「偏(へん)」や「旁(つくり)」に該当するものがあり、それが分かれば、英単語はぐっと覚えやすくなる、というのが、この本の主旨です。

 

「英単語の語源図鑑」の中身を見ていこう

 

本の主旨がなんとなくわかったところで、具体的な中身を見ていきます。

 

英語の「偏(へん)」や「旁(つくり)」は、「語根」「接頭辞」「接尾辞」と呼ばれ、まとめて「語源」と言います。

 

例えば、この本にも乗っている語源の例は、

injection(注射する)
⇒in(中に;接頭辞)+ject(投げる;語根)+ion(もの;接尾辞)

 

「ject(投げる)」が分かれば、他にも、以下のような単語に広がります。

・projectは pro(前に)+ject(投げる)⇒映し出す
・rejectは re(後ろに)+ject(投げる)⇒拒絶する
・ejectは e(外に)+ject(投げる)⇒排出する

 

よって、語源を覚えるのが最も効率的な英単語の覚え方だというのが、この本の主張です。

 

説明の仕方はこんな感じ。

 

まず、接頭辞の説明ページがまとめてあって、

(出典:英語の語源時点より)

 

その後に、関連する言葉の語根(+接尾辞)の組合せの説明が続きます。

(出典:英語の語源時点より)

 

この例では、最初のre-という接尾辞で、「確かに全部『再び』とか繰り返す、元に戻す意味になってるな」という点を理解し、次のページ以降、接尾辞re-を使ったreinforceという単語から、さらにforceという語根を使う別の例を見ていきます、という具合に、どんどん単語が広がります。

 

イラストについては、正直、あまり記憶の助けにはならないかなぁと思っているのですが、ただ、絵が入ることで見やすい構成になっているのは確かです。

癖のない絵なので、読んでいるときはあまり意識していないだけで、実は後々振り返ったら、記憶の助けになっているかも知れません。

 

この本に載っている単語自体は1,000語程度ですが、接頭辞、語根、接尾辞の組合せは大量にあるわけで、なにより、接頭辞、語根、接尾辞の仕組みと意味が理解できると、知らない単語に出会っても、なんとなく意味の推測がつく、という日本語と同じことができるようになる素晴らしさがあります。

 

英単語の教科書としては最初に読むべき

 

個人的な感想としては、なんでこの本が私が受験生のときになかったんだろう、という感じです。

 

今でこそ、ちょっとずつ英語の「偏(へん)」や「旁(つくり)」の感覚も身についてきましたが、もっと早くに知っていたら、もっと早くに10,000語に達していたに違いないのに!

 

まぁ、でも、こんな本が出るようになったのは、素晴らしい世の中になったものです。

それに、自分の今のステージとしても、接頭辞や接尾辞はかなり感覚がつかめるようになっていますが、語根はまだまだなので、今から読んでも十分得るものはあります。

 

初心者はまずこの本を読んで、英語の「偏(へん)」や「旁(つくり)」を理解すれば、英単語がぐっと覚えやすくなるでしょう。

 

私のような中級者には、既に蓄積している知識を整理するために使えますので、もちろん中級者にもおすすめです。

 

著者の清水建二氏は、学生時代、laboratory(研究室)とlavatory(トイレ)の違いが覚えられず、ある日、laboratoryに「labor(労働)」という単語が含まれていることに気づき、それで、laboratory(研究室)=labor(労働する)+ ory(場所)であることを知ったと前書きで話させていました。

 

私も大学時代、研究室の案内版を「〇〇(教授の名前)lav.」と書いて教授に笑われたなぁ、という過去の失敗を思いだしましたが、laboratoryにlaborが含まれてるとは今の今まで気づきませんでした。

 

なるほど、語源とはそういうものかと実感できる本作、英単語を覚えるのに苦労している全ての人におすすめしたいです。

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