セルビア旅行 4日目:バール鉄道でモンテネグロへ

セルビア

3日前にセルビア入りし、ノヴィ・パザルに一気に南下してから、クラリェヴォ、ベオグラードと北上してきましたが、これはひとえにベオグラードからバール鉄道に乗りたかっただけです。

 

というわけで、今日はバール鉄道に乗ってモンテネグロのポドゴリツァに向かいます。

 

バール鉄道おさらい

 

バール鉄道はセルビアのベオグラードからモンテネグロのバールまでを結んでいる鉄道です。

ŽS 441 in Priboj.jpg
Аутор: BenbeСопствено дело[1], CC BY-SA 3.0, Веза

 

私が行ったときと今では状況が変わっていると思いますが、今でも10時間以上かかる路線ですので、かなりの長旅になります。

 

なお、私が実際に乗った2017年4月のバール鉄道と、2018年7月以降はベオグラード側は発着駅含む様々な要素が変更されています。

 

バール鉄道の発着場所、経路、予約方法などの詳細については、別記事にまとめましたので、こちらをご覧ください。

東欧の景勝路線バール鉄道の旅!ベオグラード・ポドゴリツァ間を鉄道で移動しよう
今日はちょっと話が逸れますが、バール鉄道の話をします。 バール鉄道とは? バール鉄道は、旧ユーゴスラビア時代に作られた鉄道で、現在もセルビアのベオグラードからモンテネグロのバールまでを結んでいます。 Аутор...

 

私の場合はバールまで行ってしまうと行き過ぎなので、モンテネグロの首都ポドゴリツァまで向かいます。

 

2017年4月当時のバール鉄道は一部バスによる代替輸送

 

さて、2017年4月当時のバール鉄道(ベオグラード発着)は、ちょうどベオグラード中央駅の工事・切り替えの時期と被っていたのか、ベオグラード中央駅(現在のではなく旧中央駅の方)はもう電車の発着には使われておらず、中央駅から途中駅までバスによる振替輸送がされていました。

 

実質的な発車駅となっていたその途中駅名の名前が全く思い出せない、かつ、当時のチケットが残っていないのですが、ここ↓です笑。駅名っぽいものどこにも書いてないですね。

 

2018/7/1以降はBelgrade Topcider駅がバール鉄道の発着駅となっていますので、ご注意ください。

 

振替バスの発車場所として指定された、ベオグラード中央駅目の前の広場に8:30頃に着くと、他にも列車に乗るとおぼしき人たちが待っていました。

2017年4月当時の発車時刻は9:10ですが、現在の時刻表の時刻は9:00になっています。

まぁ、早めに行くのに越したことはないです。

そのまま1時間くらい待って、「場所間違えたかな?でも、この人たちも全員乗るんだよな」という不安を感じ始めたころに、バスが着きました。ごくごく普通の観光用で想像する大型バスです。

 

同時に3台着いて、行先のプレートも何もないのですが、地元の人はどのバスがどこに向かうか分かっているようで、みんな我先に荷物を預けます。みなさん、何で判断してるのか、本当に謎でした。

 

私の方にそんな超能力はないので、荷物をつめてる人に行先を訪ね、間違いないことが確認できた時点で、乗り込みました。

 

バスに乗っていた時間は30分くらいだったと思います。

 

2017年4月当時のバール鉄道電車内はカオス

 

当時のバール鉄道の電車は、3~4両編成と短く、全てボックス席でした。

 

チケットには一応ボックス番号と席番号が書いてあるのですが、ボックス番号はあるものの、肝心の席の方に番号が振っていません

何か言われたら動けば良いかなと思い、とりあえず指定の番号のボックスの窓際に座ります。

 

後で知ったのですが、チケットの席番号はみなさんあまり気にしていないようでした。

後半になると、席番号に意味がないくらい、というより、廊下にも人があふれてトイレにも行けないくらい、人がたくさん乗ってきましたしね。

 

今は座席予約料が取られるようになったので、仕組みが変わってるかも知れません。

 

景色は実はあまり記憶にない

 

バール鉄道と言えば、東欧随一の景勝路線です。過去の記事で私もそのようにおススメしているのですが、実はあまり景色の記憶がありません

 

私が行ったとき、全体的に曇っていて、山の上の方も煙っていて、あまり景色が映えなかったということに加え、一番有名なマラ・リイェカ橋梁に通りかかったときには、真っ暗で何も見えなかったからです。

 

マラ・リイェカ橋梁が見える場所には、ポドゴリツァに着く30分ほど前に通りますが、私の場合は、電車も遅れ、ポドゴリツァに着いたのは20:30頃、4月中旬の日の入りは19:20頃なのでさすがに見えませんでした。

 

この辺の失敗談はバール鉄道の紹介記事に書いていますので、そちらを参考に作戦を練ってください。

マラ・リイェカ橋梁を確実に見るのであれば、ベオグラードからであれば夜行便で行くか、日中便であれば、ポドゴリツァ→ベオグラードの便を利用されることをおススメします。

 

一番楽しかったのは現地の人との交流

 

そのような感じで、景色は期待していたほどではありませんでしたが、同じボックス個室に乗り合わせた人との交流が楽しかったです。

 

4月というタイミングのせいか、同じボックスには私の他は観光客はおらず、どうも全員セルビア人だったようですが、あまり英語は話せないものの、せっかく遠くから来た旅行者に楽しんでもらおうと、セルビアのお菓子をもらったり、野菜をもらったりしました。

 

野菜というのがちょっと何言ってるか分からない人のために解説しておくと、どうも自分で育てたトマトらしく、お土産なのか自分の食料なのか分かりませんが、大量に持ってひっきりなしに食べている人がいて、私を含む周りの人にもいくつかくれました。小ぶりで形は悪いものの、甘くて美味しかったです。

 

あと、私が日本語の小説を読んでいたのですが、縦書き文字が面白かったらしく、どういう向きで読むのかと聞かれました。

ヨーロッパの言語で縦書きというのは聞いたことがないので、初めて見たらしく、かなり興味津々に聞かれました。

「縦にも横にも書けるよ」と言ったら驚いていました。

 

帰って来てから調べたのですが、縦書き表記をするのは、アジアでも漢字を使う日本・中国・韓国だけに限られるらしいですね。中国・韓国では今は横書きが基本なので、現代でも日常的に縦書き・横書きを併用しているのは日本だけのようです。

 

そんな感じで、電車の旅自体は、目的が景勝路線の満喫から現地の人との交流にすり替わりましたが、11時間近い旅が全く長さを感じないほど楽しいものになりました。

 

何か日本から興味持ってくれそうなお菓子持って来ればよかったと思ったのと、このわちゃわちゃした交流を写真に撮らなかったのが心残りです。

 

日はどっぷり暮れてポドゴリツァ着

 

というわけで、ポドゴリツァについたときには20:30を回っていました

首都の中央駅とは思えないくらい、周りは真っ暗だし、人も建物もありません

 

この日は遅くなることを見越して駅すぐ近くのEvropaというホテルを取っていたのですが正解でした。

 

ホテルにチェックインした後、すぐ1階のレストランで夕食をとり(車内で色々食べたので半分も食べられませんでしたが)、この日は終わりです。

 

明日は沿岸の街コトルまで移動します。

 

※実際の旅行日は2017年4月です。記載した内容は、特に断りがない限り、全て旅行日の見聞に基づきます。

 

 

 

セルビア旅行で注意すべきこと
日本人でセルビアの位置を正しく言える人ってどのくらいいるのでしょうか? セルビアは周りを、北から時計回りにハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、マケドニア、コソボ、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチアの8カ国に囲ま...
セルビア旅行で行くべきおススメの観光地7選
今日はセルビアを旅行する際におススメの観光地を紹介します。 なお、登録した年の関係で、世界遺産登録上は、コソボの中世建造物群もセルビアの世界遺産として登録されていますが、これらについては別の記事で紹介しましたので、ここでは取り...
セルビア旅行のおススメルート 最短ルート・移動手段付
今日は個人的なセルビア旅行のおススメルートを紹介します。 セルビアについては、個人的なおススメルートは2種類あります。 1つは陸路入国想定ですが、北から入ってノヴィ・サド→ベオグラード→ザイェチャル→ニシュ→ツァ...
東欧の景勝路線バール鉄道の旅!ベオグラード・ポドゴリツァ間を鉄道で移動しよう
今日はちょっと話が逸れますが、バール鉄道の話をします。 バール鉄道とは? バール鉄道は、旧ユーゴスラビア時代に作られた鉄道で、現在もセルビアのベオグラードからモンテネグロのバールまでを結んでいます。 Аутор...

 

コメント

  1. […] セルビア旅行 4日目:バール鉄道でモンテネグロへ […]

  2. […] 前日、バール鉄道でベオグラードから首都ポドゴリツァに着いたばかりですが、今日はコトルに向かいます。 […]

タイトルとURLをコピーしました