誰が言い出したのかは知りませんが、つい最近、友達から「世界三大ウザい国」の話を聞きました。
早速Google先生にお尋ねすると、、、
インド
モロッコ
エジプト
。。。なるほど納得です。
私個人はインドは10年ほど前に2回行ったのですが、エジプトは1年前の年末年始、モロッコは今年の年末年始に行きました。全て偶然ですが、何も考えず、2年連続ウザい国巡りをしてしまったようです。
今日は「世界三大ウザい国」の実力のほどを振り返ってみたいと思います。
「世界三大ウザい国」がウザい理由
これについてはネット上での意見は一致しているようで、おおむね以下のような点にまとめられます。
- 異常になれなれしい
- 異常にしつこい
- 異常にがめつい
- 異常に理不尽
- 異常に声がでかい
基本的に同意です。
あと、エジプト、モロッコは世界三大ジゴロの産地と被っていることもあり、そういう目的で女性にしつこい人もたくさんいます。
インドはジゴロ産地ではありませんが、性犯罪が多いのは周知の事実です。
ちょっとシャレにならない人もたまにいますので、女性はウザさを楽しむだけではなく、警戒もしましょう。
「世界一ウザい国(だと思う)」インドの実力
個人的な体感で、先に挙げた3カ国にウザさの優劣(?)をつけるとしたら、断然、
インド >>>>>>>>>>>>>>>>>>>> モロッコ >> エジプト
になります。
冒頭で「世界三大ウザい国」のことを教えてくれた友達も、3ヶ月ものインド出張から帰ってきたばかりの開口一番でした。
彼の心の闇が見えるような気がします。
インドの後だと、モロッコもエジプトも片目つぶっててもしのげる気がします。
先に挙げた5点は全て高得点で押さえており、どの領域においても他国の追随を許しません。
異常になれなれしい - 接しているときの距離が異常に近いです。これは別に対外国人に限りません。無差別攻撃です。パーソナルスペースというものがないんじゃないかという距離で話しかけてきます。男同士で話してるとき、たまに、このまま唇ついちゃうんじゃないかという距離で話してる人たちを見ることがありますが、気持ち悪くないんでしょうか?
異常にしつこい - 主に客引きです。彼らの決して諦めない心というのか、ただの鈍感力なのか、あのエネルギーをどこか別の方向に向けたら、インド経済はもっと上向くんじゃないかという気がします。とにかく、一度ターゲットにされたら最後、どこまでもどこまでもロックオンしてきます。
異常にがめつい - ちょっと何かあるとすぐ手を出してくる、ドライバーにチップをあげようとしているだけなのに、周りにいる全然関係ない人まで手を出してくる、あの鋼の心はこちらがびびるくらい、すごいものがあります。こっちはお菓子配ってるんじゃないんだから。
異常に理不尽 - 割と、常に不思議な理屈がまかり通っています。店に行っても毎日値段が違い、「今日はこの値段だから」と、おまえが扱ってるのは金か!と言いたくなるようなことを言ってきます。
異常に声がでかい - でかいだけでなく、超早口です。そして、どこで電源切れるんだろうと、スイッチを探したくなるくらい、ひっきりなしにしゃべっています。
冒頭の友達は、電車のチケットを買おうとしたのですが、窓口で買ったら2日かかったと言っていました。
私は昔、渡印前にネットで購入してホテルに送って、スムーズに受け取れた記憶があるのですが、そう伝えたところ、「インドでITが発達した理由は、人間を介するとロクなことにならないからで、システム経由の方が信頼性が高いからに違いない」と私見を述べていました。
なるほど。そうかも知れません。
インドの後だと強くてニューゲーム モロッコとエジプト
もうなんか、インドで全て語りつくしてしまった観があるのですが、モロッコもエジプトもインドに比べれば大したことはありません。「三大」というより「一強+2」の間違いだと思います。
客引きも全然しつこくないですし、こちらがNoと言うと、わりとあっさり引き上げていきますし、比較的マイルドな話し方をする人も多く、インドと同じ心構えで待ち構えていると、このやり場のない戦闘モードはどうしてくれよう、と拍子抜けした気分になります。
敢えて違いを強調すると、先述の通り、エジプトとモロッコは世界三大ジゴロの産地でもあるので、めんどくさい方向になれなれしい人が多いです。
ただ、彼らの目的は、女性の信頼を得て、長期的に金を巻き上げることにあるので、こちらが明確に意思表示をすれば、あまり押してきません。
モロッコのシャウエンに、かなりしつこいのがいましたので、絶対ではないですが、、、
エジプトは、ちょうど私が行った少し前に、カイロで教会爆破などがあり、またきな臭い状況になっていた時期でした。
そのせいか、12-1月はエジプトのハイシーズンだと言うのに、観光地の土産物屋は半分が閉まっており、かなり活気に乏しい状況でした。
ぼったくり土産物屋なども全体的に数が減っており、私がインドに比べればチョロイと思った状況は、もしかしたら、エジプトの本当の実力ではないかも知れません。
「世界三大ウザい国」を調べたとき、次点でエチオピアを挙げるサイトを複数見ましたが、エジプトがこのままかつての勢いを失ってしまうのであれば、「世界三大ウザい国」の組み合わせは、早晩、インド、モロッコ、エチオピアに変わってしまうのかも知れません。
コメント
[…] モロッコ、エジプトにいたっては、「世界三大ウザい国」にも選ばれているので、さもありなんという感じです。 […]